【「読解力」の前に必要こと】身の回りの「ことがら」を知る

大晦日ですが、いかがお過ごしでしょうか。今年も一年お世話になりました。

明日はお正月ですね。お正月らしく過ごせるのは、子どもが小学生くらいまででしょうか。

そこでせっかくのお正月ですから、お子さんと一緒に百人一首でもいかがでしょうか。ご家庭で育める文化的素養・常識は、季節行事の中に溢れています。

今の小学生は、それらさえ「問題集で学ぶ」というのが実情です。

核家族・共働きという環境から難しい時代ではありますが、スマホやゲームを与えるだけでなく、小学生のうちはできる限りご家族で季節行事を体験なさることをおすすめします。

何につけ身の回りのこと「ことがら」を知らなすぎるのです。知らなければイメージもできません。もちろん文章を読んでもなかなか理解できません。

子どもというのは、低学年のうちに身の回りの「ことがら」を学び、絵本でさらに擬似体験をすることで、「読んで理解する」前段階を作っていきます。

いずれは絵本ではなく、活字だけの文章から場面をイメージし、「読める」ようになっていきます。

こどもに与える親の影響は測り知れません。まず最初に親の影響を受けます。「学ぶ意欲をかきたてる環境づくり」がいかに大切かはご承知のとおりです。

今私が「世界で一番受けたい授業」はコレです。

一般のお父様お母様、学校や塾で国語に携わる先生がたなら特に、惹かれて止まない講座でしょう。

藤原定家の世界を丹念にわかりやすく紹介しながら、静かにされど鮮やかに独自の視点から斬っていく、そんな授業です。紐解いていく、とでも言いましょうか。

講師は、あかつき塾にもおこしいただいている前島良雄先生です。

新年は、1/25(土) 10:00-11:30 開始

名古屋新栄駅すぐ。

やりなおし百人一首講座