【テキスト提出日設定と強制の度合いについて】

今日は必修テキスト提出日です。

進捗を見たいので、やってあるないに関わらず持参願います。

以前からそうですが、テキスト提出に厳しい縛りを設けるつもりはありません。勉強ペース、取り組むべき問題はそれぞれ異なるからです。学校の問題集や宿題をやりこむほうがよい場合もあります。

そもそも過度の強制は意味がありません。期限に間に合わせるために埋めるだけ、写すだけになるのなら時間ももったいなく本末転倒です。

テキスト提出の目的は、あまりにもやらないのを予防する、どの程度の精度でやってあるかを確認する、個々により取り組む問題を絞る、各々の取り組み方を確認することにあります。

強制されないとできない、言われたことしかしない、言われたことを終えたからそれで終わり、そんな子に育ってほしくありません。勉強が好きになるのが一番ですが、そこまでいかなくても自主的にやるように導くのが一番です。過度な強制は自主性を育みません。

しかしまだ中学生ですから放任でもいけません。ちょうどよくやる気が出るあたりで綱引きを続けるのがベストだと思っています。自らやる気、もしくはやらなければならない気持ちを引き出すのが目的です。命令されてやる気になることはまずありません。保護者様に安心していただくのが目的ではなく、塾生が自らやるようになるのが目的です。

高校・大学・社会人になっても内発的に動ける土台を作っているとお考え願います。実際に高校に上がってからは完全に子ども次第です。高校で脱落しないためには、中学生までに自主的な勉強を習慣化しておく必要があります。

テキスト提出は一つの目安としてお考えください。