【地理の勉強法】私立中学受験生・公立中新中1生へ
中1から世界地理が始まります。それまで地図になじんでいたかどうかで、同じ教科書を読んだとしても、大きく理解度が異なります。
地図を活用せず、用語の暗記をするだけでは一問一答型にしか答えられません。少し違う角度から尋ねられると、とたんにわからなくなります。
⭕️自然、農作物、工業製品、特産物、伝統工芸品、などにマーカーを引きながら、自然条件と産業の関係を考える。当然歴史も絡んでくる。
こうして地図になじんでおくと、どこからどう問われようと困りません。バラバラに暗記するのではなく、知識がつながるような勉強をしましょう。
❎太字だけ赤シートで暗記
❎中学校の問題集の枠だけを埋めて暗記
地理は手を使い、比較し、考えながら身につけるものです。もちろん覚える必要はありますが、周辺知識とつなげるよう工夫しましょう。
どうやって?
⭕️地図、教科書、資料集を同時に開く。同じ単元について、地図、教科書、資料集を並行し、同じ時間に目を通す。
①教科書にはこう書いてある。
②教科書の地図や資料も詳細にチェック。
③資料集にはここまで書いてある。( 細かすぎる部分もあるが、慣れてくると資料集のどこまでが不可欠かがわかってくる。わからなければ私に聞く。)
④地図でも確認する。
こんな流れでしょうか。ぜひ参考になさってください。
近年は資料活用型の問題も増えましたが、設問の意図を読み取る読解力と基礎知識があれば、とりたてて練習が必要なものではありません。最後に形式に慣れるための練習くらいで対応可能です。
中1で世界地理が苦手なままですと、中2では日本地理ですので、中3で一から学び直しになり時間がなくウィークポイントのまま残りがちです。中1から穴をつくらないように気をつけましょう。