「実力以上の力は出ない」(羽生結弦)

昨日の記事。「やはり実力以上の力は出せない」羽生結弦♡

当塾の特別な指導により、本番では実力以上の力が出せました!

塾としては、こんなご報告ができるのが一番でしょう。

しかし、無理です。

魔法の塾なんてありません。

塾だけではどうにもならない部分も多いのが現実です。

大学受験塾とは異なり、小・中学生対象の塾は、ご家庭のご協力が必須となります。

このブログで、近況をお知らせしたり、おすすめ学習法、育児情報などを発信し、保護者様と情報や価値観、教育方針を共有できればいいなと思っています。

実際、ブログを始めてから宿題の提出率も上がりました!

保護者様に思いが伝わっていることを実感しています。ありがとうございます😊

宿題をきちんとやり始めたな、という子は変化が目に見えて現れます。

飲み込みの早さや、学習内容の定着率が断然、違ってきます!

あらら、できるようになってきたかも?から始まり、、あらら?やる気出てきてる?わかるから楽しくなってきたらしい。最近、表情もいいぞ!

と、変化を感じます。

週2回も会っていると、私には目に見えてわかります。良いところを見つけようという目で見ているからです。

少しでも変化を感じたら、すかさず褒めるようにしています。きっとご家庭では、微々たる変化には気付きにくいでしょう。

親だとどうしても減点方式になりがちなのは仕方のないことです。

ただ子どももかわいそうな立場です。「こどもの時間の大半が、止められたり注意されたり怒られたりの時間である」という調査を見たことがあります。

だから、塾ではなるべく褒めてやろうと心がけています。

「最近、調子良くない?いい感じじゃん」とさらっと言います。大げさだとわざとらしいので。すると、にそっと微笑んでくれます。

もちろんすごい結果を出してきたときには、みんなに聞こえる声で褒めます。照れながら喜んでくれます。日本人は慎ましいですね。

わかるようになる、できるようになることは、表情まで変えるものです。

ただ、親も人間ですから、毎日毎日子どもの勉強のことばかり考えていられません。

「あれやれ、これやれ、うるさいブログだ。読みたくないわ」と思われることもあるでしょう。

私も同じです。毎日毎日、啓発されても疲れてきます。こんなんやっとれん!と思います。

( 4兄弟東大理三合格で有名な佐藤ママほど、私もできません。東大過去問を年度別にして、当日分ずつ分けて、袋に入れて子どもに渡す。ここまではできるでしょう。 丸付けはママ。すごいママだな⁉︎ 何よりすごいのは、1人2人じゃない、4人もやりきったこと。「これで落ちたら浪人してもやることがないね」と当日の朝、娘と話していたというエピソード。)

普通は、張り切りすぎると長く続きませんから、今よりもうひとふんばりだけして、できることを続けることになるでしょう。

小学生のうちは、どうしても手をかけ目をかけ、かもしれません。

中学生は手を離して目を離さずです。

毎日、普通のことを普通に継続することで底力をつけていきましょう!これに勝るものはありません。

成功する秘訣は成功するまで続けること 〜松下幸之助