【自律型予習】は可能か? 勉強の黄金パターンを身につけるために
新しい単元は、習わないと本当にわからないのか?できないのか?について。
小1の子はまだ言いません。
よく小2・小3くらいになると言います。
「👦🏻まだ学校で習ってないからできない」
「👩🏻💼そう?読めばできるかもよ」
「👦🏻むり」
「👩🏻💼まだテキスト開いただけなのになんでむりってわかるの?」
「👦🏻むり。わからない」
・・・
「👩🏻💼少し読んであげるから、続き読んでみて」
・・・
「👦🏻あ〜こう?」
「👩🏻💼そうそう。できそうだね」
・・・
とまあ、みんながこう簡単にいくといいんですけどね、なかなか手強いのですよ。
教えてもらうまで離れないぜ🕶という様子で、ものすごく粘ります。密着度0cmまできます^ ^
これをね、「いい子いい子よしよし」しないでこちらもがんばる!
・・・
「👦🏻たす?ねえ、たす?」
「👩🏻💼その質問には答えません。問題を読んで、たすと思えば足してきてください。」
席に戻って、たしてきます。
ちゃんと自分で考えてやってきたら褒める💮間違えても、まずは自分で読んで考えてみることが何より大切です。
これを低学年から刷り込むのです。
慣れるまで、ずっと………
ヒントは出しますよ。助けます。
しかし基本姿勢は崩しません。
教えることもします。ぽかーんと一時間過ごさせるわけにはいきませんから。
しかしやはり、教えて少しできたら自分でやらせます。
この押し問答の時間がとれるのは、せいぜい4年生まで。
その頃までに、勉強は自分で読んで考えてやるものか、ここはそういうところか。
と、理解し馴染んでもらいます。
そしてこのスタンスを続けて5年生くらいになると、なんだか様になってきます。ごりごり自分でやってきます。
まだ荒削りですし、途中で嫌になったりもしますが、必ず成長しています。
あ、少し成長した!とピッと感じたら、その場で「なんか最近いいね」「すばらしい」と言うようにしています。
子どもの生活の大半は、大人に管理されるか、急かされるか、注意されるかです。褒められる時間は圧倒的に少ないのです。
厳しくしかし優しく、褒めて伸ばして、できる子に。
だから時間をかけて育てた生徒さんは、
「まだ習ってないからできません」とは
言いません。
中3でそれだとまずいですよね!
小学生、中学1年生までに
「まだ習ってないからできません」を
卒業しましょうね。
大学入試なんて、自学できなければ土俵にさえ上がれません。「ずっと受け身の授業で合格しました!」なんて聞いたことがありません。
そんなことを毎日考えています。
自律型予習は可能か?
答えは、「可能」です。
あかつき塾の中学生の時間帯を見に来てください。恐ろしく静かに集中している姿をご覧いただけます。