努力に対して結果は遅れてついてくる!子どもをつぶす親にならないために

 

このグラフは、「ジムコーチ」というネット上の塾の先生から教えていただいたものです。
上の2つが学生に当てはまります。
3つめが社会人。学生時代に努力を続ける訓練をしておかないと、「ここで挫折」する大人になります。


まずはコレ!

学習量に対して、結果がついてくるのはかなりあとである

今回こんなにやったのに!と思っても、なかなか思うような結果にならない。誰もが経験済みだと思われます。
特に小学生。体と心も成長中です。学習面を伸ばすためには、体と心の成長も必要です。だからどうしても「待つ」ことが必要になるのです。

以下、子どもをつぶす親にならないために、気をつけたい3つのこと。

早急に結果を求めないこと
これを理解していただけるご家庭の子は幸せです。

適切な伴走を
小学生のご家庭では、まだ学習内容のサポートがどうしても必要になります。
中学生のご家庭では、学習環境づくりのサポートがメインとなります。

小さな成功を褒める
お子さんの長所をたくさん書き出し、よく見える位置に貼りましょう
思いついたら、いつでも付け加えられるスペースを残しておいてください。
親の愛情と自己肯定感が、挫折しない大人になるための必須条件です。


【当塾の方針】

「この部分はよくできた!」
「昨日より早い!」
「見やすい!」
「よく考えてあるけど惜しい!あとここだけ!」
「終わったー頑張ったね!」

小さな褒め言葉、その一言を大切にしています。
ただし、はなからやらない態度の場合は、わざと冷たくします。甘えているだけだからです。優しいだけの先生ではありません。
子ども相手ですから、全てわざとやっていることです。ご心配なく。根気比べです。

最初は突き放します。自分でやらなければ何も始まらないことを認識させるためです。

ここで「わからないって子どもが言ってるんだから、すぐに教えてやってください。そのための塾でしょ。」
とおっしゃるかたは、①早急に結果を求める「こどもをつぶす親」です。

そして「結果が出ない」と言って子どもの意思とは関係なく、すぐに転塾させる。そして転塾を繰り返す「塾ジプシー」となる。成績はもちろん上がらない。子どもは結果が出る前に辞めさせられてしまう。

幸い当塾には、このような「毒親」さんはいらっしゃいません。

(中学受験がヒートアップしてくるとなりがち。とにかく中学受かればいいから!と中身を伴わない解法テクで全身を装備する。合格するも、その後、燃え尽き症候群に。)


いい先生=よく教えてくれる優しい先生、ではありません。


最後は助け船を出しますから大丈夫です。ご家庭では難しいこの「さじ加減」。緩すぎず、追い詰めすぎず。
全ては、お子さんが挫折しない大人になるために

塾は「サービス業」に分類されますが、ホテルやレストランのような「おもてなし」を主とするサービス業ではありません。
教育サービス業」です。だから時に厳しかったり、耳の痛いことを申しあげざるを得ません。それが仕事ですからご容赦願います。

では今日はこのへんで。