【中京高校一般入試 国語 分析結果2026】

ほぼいつもどおりの大設問三題の構成であった。
一の論説は、現在の社会の問題を扱ったもので、そういう種類の文章に慣れていればあまり苦労することなくできただろう。ただし、問六~問八の選択肢には少々悩まされたかもしれない。
大設問の二は、長年いつもかなり長めの小説が出されてきたが、今年度は、向坂くじら著「ことばの観察」という随筆からの出題であった。かなりの長さの文章だが、読みやすいもので、設問も比較的解きやすいものだった。
三の古文は「宇治拾遺物語」からで、ここ数年と同様の、現代語訳が付いていない傍注が少しあるだけのものであった。この高校は時々かなり難しめの本文を出すことがあるが、今年度のものはこのタイプの古文の問題に慣れていれば容易にできるものだった。
毎年出される文学史などの知識を試す問題は、古文の本文冒頭が空欄にされていて、その空欄補充の形で「『竹取物語』や説話などの書き出しに用いられた言葉」を選ばせるという問題と、「『源氏物語』を書いた人物を漢字で答えよ」というストレートな出題であった。

