【なぜ国文法は重要なのか】

入試では1点にしかなりませんが、国文法がわかっているかいないかは、必ず英語にも影響を及ぼします。しかし中3で英語が苦手に感じてもその原因が国文法にあると気づきません。

特に品詞や修飾関係が理解できていない場合、英作文で苦労します。「関係代名詞・現在分詞・過去分詞・間接疑問文」の範囲に入ると、立ちどころに日本語能力の差が露わに出てしまいます。

ですから中1・2年生は今後、国文法を履修する際に決してそれを軽んじることなくしっかりと勉強してください。国語の入試では1点だけかもしれませんが、国文法の抜け落ちは一見気づかないような根深いところで伸び悩みの隠れた原因となります。

国文法は中2の終わりの「助動詞・助詞」を履修すると、初めて今まで謎だった文節や単語に区切る詳細な部分が、雲が晴れるように明らかになります。(それまでは仕方なく意味のない暗記になります。これについての不満は過去のブログにあります。中1で文節・単語に区切るには限界がある)

中1のときは理由がわからないまま覚えるしかない例 「」の後ろでは分野が切れる。

今日・こそ・は/早め・に/寝・/明日・の/朝・は/早起き・を/し・よう・と/思っ・/い・た・が/やっぱり/でき・なかっ・た。

履修済みの中2生なら、なぜ「て」の後ろで文節が切れるか説明できるはずです。できなければこの春休みに自立語・付属語、および助動詞・助詞をしっかり復習してください。

また日本語検定4級・3級の勉強は非常に役立ちます。中2の間に受けてみるのをおすすめします。市販対策本も出ています。

国語ができないということは、勉強に対して丸腰で臨むことになり、当然苦戦を強いられます。中でも文法は国語の力の骨格です。

正しい一文を読める、書けること。その練習は小学生から始まっています。現に小学生にはオリジナル国語コースで行っています。国語の力を強固なものにしたい場合は小学生オリジナル国語コースをおすすめします。