【真のトップ層に入るために必要なこと3つ】

真のトップ層(片手以内の順位の常連)に入るには何が必要か。普段の継続力は当たり前なので抜くとすると次の3つです。

・計画性

・緻密性

・忍耐力

あれ?能力は?

定期テストや公立高校入試の段階では上の3つよりは下です。能力だけで結果が出せるのはせいぜい中1くらいまでです。いずれ能力だけでは太刀打ちできない履修量になっていきます。そのとき、上の3つがないと「わかっていたのにミスした」「時間が足りなかった」などのいいわけをすることになります。もし能力が非常に高く、高校入試くらいは乗り切れたとしても大学入試では思うとおりになることは少ないでしょう。

中学の定期テストや公立高校入試の場合、能力だけの人よりもこの3つを持ち合わせている人のほうが断然強いといえます。そして高校でも堅実な結果を出していきます。

中3生の今、成績を上げたいなら学校の問題集は当たり前のように完璧にやり、さらにテスト範囲の過去問にも当たりましょう。テスト範囲の勉強だけで終わらせず、手持ちの愛知県テーマ別問題集(塾用教材)や、教室のテーマ別全国公立高校入試問題集(市販)までやり込むとよいですね。

これだけの量をやりきるにはやはり「計画性」、普段からの「継続力」が必要です。また自分の苦手分野を一つずつ潰していく「緻密性」により満遍なく仕上げることができます。

休日も「一定時間勉強したら休憩」のサイクルを何タームやれるかの「忍耐力」が求められます。どこまで自分を追い込めるか、もはやライバルは自分でしかなくなります。

中学のころ「2時間ダッシュのあと10分休憩」を何回繰り返せるかチャレンジを自分の中でしていました。「3時間ダッシュ」を何サイクルできるかにチャレンジしてみたこともありますがこれはなかなか苦しかった記憶があります。30分休憩をたまに入れないともちませんでしたが、必ず時間には机に戻ることを自分に課しました。ミスをしない、穴なしにするのは、やはり簡単ではありません。

成績を上げたいなら少しでも真似してみてください。たいていの「頑張ったのに…」は実はまだまだです。みんなきっと、いや確実にまだ余力があるはずです。

高みに行きたいならそれだけの努力が必要なことを理解していれば「勉強した(つもり)のに思うように結果が出ない」と嘆くことはなくなります。

中3生は現状維持するだけでも大変な時期です。少しでも成績を上げたいなら、自分の限界値を上げるしかありません。難しそうですがこの時期以降、意外とできるものです。

ところで本日は投票日です。時事問題に備え選挙の動向は要チェックです。