【時間の使い方】学校・部活・塾、読書
今日から6月。オンライン受講だった生徒さんの大半が通塾に戻されます。引き続き手洗い励行、消毒を続けていきます。ハンドタオルをご持参願います。
引き続きオンラインも可能です。月曜の英語の授業や、もしくは火・木・金に他の理由でお休みされる場合にもオンラインで可能です。zoomでつなぎますのでお知らせ願います。(しばらくオンラインで、とご連絡をいただいたかたは、毎回のご連絡は不要です。)
「この失われた3ヶ月を取り戻すべく、これから学校、部活、塾や習い事が躍起になって動き出すだろう。そうなると確実に起こるだろうことは子どもの時間の奪い合い。学校の課題はクソだ塾が優先だとか、塾なんか行くな部活優先とか、それぞれの立場で子どもの時間を奪い合うデストピアな社会のはじまり。」神奈川の慧真館
私も詰め込むばかりが塾の仕事ではないと思っています。生徒さんの負担を考えバランスをとるのも仕事だと考えています。学校の課題がやりきれないなら持ち込んでいただいてもかまいません。しかしその理由が「ただ家ではだらけたいから、学校の課題だけを塾の時間にやっつける」ではいけません。やっつけ仕事では何も残りません。ひたすら量をこなすのではなく、集中して課題に向き合う時間にこそ伸びるのです。
自粛期間の生活スタイルの中で得たことも、あるはず。「結局、自学できる子が強い」ことが明らかになったのではないでしょうか。そのことに気づいていただけたなら、それは「進化」です。元に戻すのではなく、進化期間だったととらえ、頑張るのではなく「淡々と」「粛々と」毎日の勉強に取り組みましょう。「頑張る」は長続きしません。
私は外出する機会が減った分、読書時間が増えた期間でした。他の娯楽が少なかった時代と比べて、今は「読書しかすることがない」というほど暇なときにしか本には手が伸びません。
スマホという最大の娯楽が手元にあるため、「読書しかすることがない」という状況は作りにくいのですが、スマホも味方につければ武器になります。ただスマホだけですと、なんでも簡単に「わかったつもり」に陥りやすいのものです。生徒さんにも、その利便性ゆえの落とし穴の存在を意識して使ってほしいと思います。
それに比べて読書は思索を深めます。端からは見えませんが、慣れてくるとそれまで文字の羅列にしか見えなかったものが脳内で画像化され意味をなしてきます。読書は文字のみから感覚を研ぎ澄ましていける最高の知的活動です。(その前段階の絵本の重要性は言うまでもありません。)
楽しみながら手段と目的が同時に果たせるようになるのが読書です。正しく文章が読めるようになれば、教科書に書いてあることの大半は理解できるようになります。どの教科が苦手だという前に、そもそも読めているのか、読んだことをイメージすることができているのか、を疑いましょう。理科や数学にも大いに関係することです。
正しく読むサポートを小学生から始め、最後に(とりあえず入試時)、「読む力」を最大限にまで引き上げる、そこに塾としての存在意義を発揮するのが当塾です。
当塾では、小学SKP®︎算数国語、小学英語、ことばの学校、中学レギュラーコース、中学数学特訓、中学英語一斉授業、国語個別指導をご用意しております。
小学生はわかっていないことに気づきにくく、緊急性もこれといってないため、なんとなく過ぎてしまいがちですが、中学以降の「勉強する力」に大いに関係していることを認識いただき、無理はさせずとも固い基礎力ををつけていきましょう。