【読書の効力】漢字・語彙・熟語、そして人生を楽しむ教養、その全ては本の中に

昨日・今日は学習参考書コーナーに入り浸っていました。

様々な親子が「これいいかも。」と軽く選んでいきます。

「👦🏻地理は大丈夫だから英語と数学かな。」

中1生のようです。ちょうど初の中間テストが終わり、期末で挽回しようという時期ですからね。

「👦🏻〇〇君がやっていたのは、これとこれ」

「👩🏻‍🦰じゃそれにしてみよう」

ほんとにその選び方でいいのか?

人によって適切な問題集は違うよ!

地理は大丈夫ってそれほんと?

子どもの「大丈夫」ほど怪しいものはないですからねぇ。^^;

次に来たのは小学一年生親子。

「👩🏻‍🦰問題は国語!」と母が第一声を放つ。

「👦🏻算数はすきだけど、国語は難しいから嫌い。わからないからやらない」

母頑張って説得。息子頑なに拒否。

「👩🏻‍💼国語今からやっておくといいよ。これなんかどうかな?」

・・・・

・・

と、

言えませんでした、、。

毎回思うのですが、日曜午後に書店に来るもんじゃないです。職業病が出てしまいます。


国語力=大人力

と、ふくしま国語塾の福嶋先生がユーチューブでおっしゃっています。そして

中学受験=大人力

とも、おっしゃっています。

いわゆる「ませた子」ですね。ませた子を見極めるのに物語文はうってつけだとか。

たしかに、交錯する心情を読み取れる子は、ませた子でしょう。だから中学受験には物語文が必出なのです。大学受験で成果を出したい私立中学は、早熟な子を選別したいわけですから当然かもしれません。

王道は重松清ですね。その作品の多くは、主人公が子どもなので、子どもにもわかる世界内で場面が展開されていきます。

ことばの学校のラインナップは、小中学生にも理解しやすく、かつ心の内面にヒットするものばかりです。時代の洗礼を受けても生き残っている物語、小説だから本物です。普通のベストセラー本が、時が経つと共に淘汰されてしまうことがよい例です。


個人的な意見としては、ジャンルや対象年齢に関わらず様々なものを偏見なく読ませたらよいと思います。その本はまだ早い、と止める必要もありません。世界には、様々な価値観、倫理観があるのですから、視野を狭めることは実にもったいないことです。(もちろんある程度のフィルターは必要です。)


(以前にも書きましたが、娘が小学高学年のとき、高島屋の上にある大型書店によく行っていました。いそうなところを探してもいないと思ったら、、あらま官能小説コーナーにいるではありませんか。小学生が官能小説を読みふけっておりました。止めませんでしたよ。その後も。私に見つかって、(・Д・) !!という顔をしていましたが、むしろ一緒に読んでしまいました。)


本を読むことは、漢字を覚えることだけでなく、どんな場面でその熟語を使うのかということにも自然につながります。

漢字だけ、熟語だけ書きまくっても使う場面がわからなかったら意味がありません。

だから読書は総合的な国語力をつけるのに不可欠なのです。

「私はママの漢字プリントからじゃなく、本から漢字覚えてたから」と告白されたのは中・高校生になってからです。

がーん!∑(゚Д゚)

読書の効力 を思い知った瞬間でした。

好きなことを通してなら学べる ということもわかりました。

そこで今導入を考えているのは、、

また次回に!