【資料活用問題】問われていることに適切に答えられる大人に
小6算数テキスト巻末 資料活用問題
算数と社会の教科横断的な問題です。
今の6年生3人がすでに取り組みました。出だしを少し解説すると、あとは自力で問題に取り組み始めました。
上の資料活用問題を解くとき必要なのは、
①見たことのない問題を読み切る読解体力
②複数の資料から必要な資料を選択する力
③「割合」単元の理解
です。
資料活用問題は、2020年度の大学入試改革を見越した問題形式です。近年の高校入試もそれに追随する形式となっています。
愛知県公立高校入試 国語では、ここ数年、段落相互の関係を問うものが出ています。
文章全体の流れを把握していないと解けません。機械的に傍線部のあたりだけを探してもだめですね。
問われていることは何か?それに適切に答えるためにはどんな情報が必要か?
社会に出てからも必要な能力です。会社の人事担当者によると、
「求められている答えに適切に答える」ことができない学生が非常に多いとか。
無理強いしても伸びません。基本、子どもの成長過程に合わせます。ただそれだけではいけません。すこし負荷をかけます。
ノッてるときは多めに、トーンが下がりだしたら少なめに。察する力が必要です。
ドロップアウトしてしまわないように。
役立つ人材を育て社会に送り出すことを使命だと思っています。