中1ギャップを乗り越えよう

塾の先生方と指導方法についての勉強会↑

早くも3学期。なんだか二学期中間・期末あたりから成績が下がってる?大丈夫かな?とご心配をしているご家庭も多いでしょう。

中学になると急に環境がガラッと変わって、上手く中学の勉強についていけない子が出てきます。これを中1ギャップと呼びます。

小学生のうちは、70点から90点くらいを取っていて、勉強についていっていると思っていたのにおかしいな?という具合です。

二学期はテスト範囲が広くなる。内容も難しくなってくる。授業は早い。部活もハード。人間関係もうまくやらないといけない。

このように、体力的・精力的にもこの大きな変化にうまくついていけない子が出てくるのがこの時期です。

反抗期もそろそろでしょうか。親としてはなんとかしてやりたいと歯がゆく思うでしょう。協力してやりたい、アドバイスしたい、のに全く聞く耳持たず。これは男子に多いかと。健全な成長過程とはいえ、なんともイライラしますね。

でも子どもたちも葛藤しているのです。全力で甘えられた小学生時代と違って、自分でなんとかしなくてはいけないのに、どうにも自分自身をコントロールできない。

わからないことが増えてきたのに、恥ずかしくて聞けない。恥ずかしい思いをするなら、わからないことを隠してしまおう。

そして大抵こう言いますね。

「大丈夫です」

どこがやねん。とツッコミたくなります。

マンツーマン個別はそれを解消するよい機会です。しかし、間違いなく言えるのは「個別指導なら絶対できるようになる」は間違い、ということです。

依存心だけが増幅します。ちょっとわからなかったら、個別で聞けばいいや。となります。だからずっと個別指導というのはどうか?と思います。

個別指導は、わからないことが溜まってきてどうしても困ったとき、入試直前期の志望校対策としてなら、有効に働くでしょう。ただし、本人が望んでいる場合のみ。

中1の間ならなんとか間に合います。本人がわかったふり、できたふりをせず素直な態度で言うことを聞いてくれるうちに手を打ちたいものです。

もし基礎力や学習習慣がないまま中2になり、夏を過ぎてしまったら、、ご入塾はお断りさせていただいております。

今のいい空気を保ちたいからです。負のオーラはすぐに伝染します。勉強するのが当たり前という空気をこのまま維持していきたいと思っています。

6生ならしっかり基礎力をつけて1ギャップってなに?というくらいに準備しておきましょう!

小学生こそ大事ですよ。