【東海高校一般入試 国語 分析結果2026】

東海高校の問題は、いつもどおりの論説と小説の二題構成であった。

文章の長さもどちらも3600字~3700字というほぼ例年どおり。

一の論説は、現在の社会が抱え込んでいる難しい問題についての理解を求めるもので、日ごろからそのような文章に慣れ親しんでいるかどうかで読み取りにかなりの差がついたと思われる。

二の小説(古井由吉「赤牛」)は、幼少時に東京大空襲を経験した「私」が三十数年後に戦時中のことを回想しているという形のもの。

現在の日常とは程遠い世界がかなり個性的な文章で描き出されているので、このような小説にまったく触れたことがない人にとってはかなり読みづらかったと考えられる。

一も二も、この高校の出題する文章としては典型的なものであった。

設問は、記述式が3問(25字、60字、50字)あった他はすべて選択式(ただし漢字は記述)という形だが、これも例年どおりである。

ともかく、論説も小説も正攻法できちんと取り組んだ人が高得点になるという問題であった。