【小学生のテスト勉強】

神の倉小五年生の場合、一週間前に範囲が配られるようですね。

学校のテストの場合であれば、ごく普通に、
・教科書の音読
・教科書やドリルの確認
・市販の教科書トレーニング、もしくは教科書ワーク
これらに取り組めばカバーできるのではないでしょうか。

普段からの取り組みが必要です。本人に取り組む日にちを先に書きこませると、勉強が自分事になりやすいでしょう。

忙しい週は、土日で遅れを取り戻すつもりで取り組むと、特に算数の積み残しがなく、テスト前には理科社会に費やすことができます。2週間を目処に完成度を確認するのが妥当だと思います。

いずれも「作業」として雑にやっても身につきません。保護者のサポートも必要です。(一人で勉強を完結できる小学生もいますが、稀です。)

そして小学校のテストでは100点を目指してください。
「80点くらいは取れる。たまに100点もある。」では安心できません。120点取れる力で安定して100点を取れるように鍛えておくと、中学に上がってからも、ひとまず安心でしょう。

なお、それなりに国語が得意な小学生には、
・ウィニングステップ(日能研books)あたりがちょうどよい(難易度と厚さ、解説の面から)と思います。

国語は難しい問題集をやればよいわけではありません。取り組みにくい教科です。(当塾のオリジナル国語をどうぞ😊)

英語に関しては、英会話スクールに通っていたり英検を持っている=英語ができるではありません。
慣れや自信にはつながるので否定はしませんが、わかって英語を読み書きしているのとは質を異にします。

外国語としての英語は、母語である日本語とは習得過程が異なります。
「読む、書く、聴く、話す」の順です。
今の小学英語は、ひたすら耳コピして発話するのを推進する傾向にありますが、それだけでは中学以降で困ります。

(英語に振り切るなら振り切るのも選択肢としてはありますが、その時間と努力は膨大なものになります。他も同様のレベルで力をつけるのか否かで、限りあるリソースをどう配分するかが変わります。英語議論はつい長くなるのでこのへんで。)