【通塾のタイミング】

文部科学省の調査によれば、公立中学校に通う生徒の通塾率は中学1年生で約6割、中学3年生だと約8割となります。これは全国平均です。東京・神奈川をはじめ、名古屋市でも平均より高いのはいうまでもありません。

塾へ通うことのメリットの一つとして、学校の授業を先取りできることが挙げられます。そのため、塾で習ったことの復習として学校の授業を受けることで効率よく知識を定着させることができます。勉強が苦手な人なら、学校の復習を塾でしてもよいでしょう。

また、中学3年生の早い段階で中学内容を終えることができれば、入試対策に十分な時間を充てることも可能です。その点でいえば、塾へ通い始める学年は早い方が受験に有利だということがいえます。

高校受験では内申点対策も重要となります。学習習慣の定着や内申点対策などを考えると、特別に優秀な人でないなら、小学生からの入塾がベストです。

先送りしていて望み通りの結果が得られる人は少ないのが現実です。

不安を感じてからではなく、不安なく過ごせるよう、十分な勉強時間と環境を早くから準備をなさるのをおすすめします。