【古典を習う私立中学生へ 夏休みにおすすめの本】これで古典がすきになる
私立中学の多くは、口語文法を既に知っているものとして文語文法から入ります。
一方、公立中学では、中学1・2年生で口語文法を履修し、公立高校1年生で文語文法を履修します。
どちらの場合も、
「文語文法がわからない。」
このお悩みが非常に多いのです。
そもそも口語文法もあやしいのに、そこに文語文法ですから、当然わからなくなります。
そして共通テスト前に、
「古典がさっぱりです。」
となります。
( ついでに「漢文が〜。」、その前に「現代文が〜。」)
ですから、余裕のあるうちに、古典の世界に触れて下地を作っておくことをおすすめします。『源氏物語』は人物相関図だけでも理解しにくいようです。好きな人は相当ハマりますが、嫌いな人は嫌いでしょう。
『源氏物語』をはじめ、古典をやさしく描いた漫画などは塾にたくさんあります。
今はこちらがベストセラーで、前島先生のイチオシだそうです。
「夏休みの間に読んでねという本。イチオシは、文・佐藤晃子、イラスト・伊藤ハムスター『源氏物語 解剖図鑑』(エクスナレッジ)。『源氏物語』と平安文化に関する知識が自然に身につく画期的な“ネコ本”。」
ちなみに私は『あさきゆめみし』大和和紀著 に『源氏物語』の人物相関・内容・台詞にいたるまでハマった側です。大人になってからは買い替えました。今も宝物です。
もし登場する女人(にょにん)の中で誰が好きかの話ができるかたがいたら、おしゃべりしたいですね。
では、止まらなくなるのでこのへんで。