【テストや入塾で結果を出すには】苦手と向き合い、質問をし、勉強時間を作る

入試は頭の良さを競うものではありません。受験日までにどれだけ準備してきたかを競うものです。

小テスト・定期テストなどは、普段から、期日までにきちんと仕上げる練習だと思ってください。

しばしば「結果が思うように出ず、落ち込んでいる」と聞きますが、果たして落ち込むほど勉強したのでしょうか。厳しいようですが、それなりにしかやっていないのではありませんか。

毎回、一定以上の結果を出している子は、こちらが恐れ入るほど継続かつ綿密にやりこんでいます。

時間は作るものです。おそらく、思うように結果が出なかった子は「自分のできる範囲で」頑張ったのかもしれませんが、あくまでもその範囲での頑張りだったということです。

もう一踏ん張り、ふた踏ん張り必要、ということですね。継続して努力してきた子に追いつき並ぼうとするなら、それ相応の努力が必要です。

よっぽどの能力の持ち主でない限り、部活と勉強をうまくこなしていくのは至難の業です。同じ部活の周りの子がうまくいっているのに、自分はうまくいかないのであれば、その分、時間を作って勉強に充てるしかありません。あとは苦手や間違いから逃げずに向き合うことです。

①数学・理科は、解答を見てわかった気にならない。すらすらできるようになるまで何回でもやる。

②質問をする。「ここ」と指差しだけでもいい。疑問は必ず解消する。

③英語は理解と演習量。ダラダラ書かない。一文ずつ直訳、英作できるまでやる。

④「漢字の学習」を直前までやっているのは、テスト勉強ではない。他の学校問題集も同じ。一回目はテスト勉強とは言わない。

⑤解き直して理解する。その後、瞬発的に答えられるようにやりこむところからがテスト勉強。