【理科の勉強法】予習→確認→理解→演習で着眼点磨き
翌日授業でやる範囲の予習をする。特に実験の場合は、目的を前もって把握した上で臨むかどうかがカギ。
ただ、今年度からの教科書は、生徒が話し合いながら考察を深める構成になっているため、まどろっこしい感は否めない。ここはさっと読むに留める。
【予習①〜③】←特に理科は大事
①実験の目的・手順を確認する
②実験結果はどうなるか
③結果から何がわかるか
要は先にすべて知っておくこと。実験は予習の確認をするつもりで。
【授業後すぐから1週間以内】
④学校のワークや必修テキストで基本事項を押さえる。(授業の復習と共にすぐやって当たり前。テスト前に慌ててやるものではない。)
⑤実験結果は実際にどのような場面で利用されているか調べてみる。(余力次第だが、理科を好きになるには身近な事例とつなげるのが一番。)
【テスト前】着眼点を磨いてキレをよくする。
⑥徹底した問題演習を。理科の問題は手を変え品を変え、同じ実験結果を聞いているにすぎない。類題を数こなすほどコツが見えてくる。特に化学分野は長い問題文だが、着眼点をつかむまでやり込むと意外と同パターンで解けることに気づく。
【市販 苦手な単元に効く参考書】
「裏ワザ」とあるが名前だけで、原理が詳しくわかりやすく書いてある優れもの。図や字が大きく読みやすい。自分にとってとっつきにくいと感じる単元があれば、そこだけでも読んでみよう。小学生向きと侮るなかれ。「電磁石」(特に「モーターの仕組み」) の解説が丁寧。塾にもあり閲覧可能。
いつもおすすめしているもの。理解用。
【実力強化のための塾用教材】
塾用教材をもう一冊。神の倉中定期テスト対策には必要。(やりたい人はいつでも言ってください。こちらから薦める場合もあります。)
【市販 受験を意識し始めた中2から中3生向き】範囲の広いテストや模試の前に一通り、あるいは苦手分野に絞り目を通す復習用。
ポイント解説。受験を意識した構成。ある程度、勉強したあとに取り組むとよい。
一冊に各単元のポイントが凝縮されている。先生と生徒の会話形式だが無駄がない。分厚くなく一通り復習したい人向き。
以上挙げた参考書は「何をやったらいいですか。」という質問に対して具体的な一冊を示しています。しかし単に情報をお伝えしたいわけではありません。
「何を」より「どう」やるか、取り組み方により違いが出ます。同じものをやっても結果が違うのはなぜでしょうか。
ネットでの拾いものですが、結構言い当てていると思います。
「絶対に成功しない条件」
1.言われたことしかしない人
2.楽をして仕事(勉強)をしようとする – そういうことが可能だと思っている人
3.続かないという性格を直さない人
4.(できないと)すぐにふてくされる人
「成功する条件」はすべてこれらの反対ですね。
3. はダイエットと同じで続けるのは難しいですね。
(私も密かに目標を掲げた「夕飯は納豆だけダイエット」…三日坊主ならぬ一日で終わりました。)
継続が一番難しい問題です。中学生はいくら能率よくやっても量も必要です。週に1・2回と言わず、4回は塾に来てください(^з^)-☆
2.5時間〜3時間集中するには、場の雰囲気や場の力が大きく関係します。当塾の中学生の時間帯にはお遊びの雰囲気がまったくありません。また、わかったつもりになる浴びるような大量な授業もありません。受け身の学習よりも自分の頭と手を動かして勉強しましょう。質問は遠慮なくいつでも可能です。