【社会の成績が上がらない理由】理解を伴わない「暗記」が原因】
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「社会って暗記だよね?」と思っているとなかなか伸びません。手っ取り早く要点のまとめだけ覚えようとしても、流れが頭に入っていないと覚えにくい上に、一問一答式にしか答えられません。
まずは教科書を読みましょう。教科書を読まずに学校のワークだけで済ませていませんか。
そうは言っても中学生からは次のような声が上がってきます。
「教科書を読んでもわからない。」
「教科書は読めるけれど、要点がつかめない。」
「覚えても忘れる。テストになると記憶が飛んでいく。」
まず第一に教科書が読めない子が増えています。そもそもこれが大問題なのですが、この傾向に合わせ各出版社から「わかりやすく」書き下ろしたものがたくさん出ています。
漫画形式、講義形式、会話形式など。
書店で実際に自分の目で確かめるのが一番ですが、以下、私が気に入っているものの中から、2021年度の教科書改訂に対応したものを載せておきます。
【理解・インプット用 参考書・用語集】
最新版を集めました。
※「わかりやすい」=頭を使わなくなり、ますます低レベルの文章・漫画・動画でしか理解できなくなる、理解しようとしなくなるという矛盾を含んでいます。
国語の力は本当に学力の土台ですね。
非受験学年の塾生さんは、ことばの学校などで豊富な読書量を確保しましょう。読解力・語彙力・背景知識・周辺知識は、目にこそ見えませんが、それが学力の源です。
受験学年の塾生さんは、時間の関係上、入試問題で鍛えるしかありません。夏休みは入試問題を利用して(断片的な読み方にはなりますが)、得点力を上げていきましょう。