新高1生 春休みをどう過ごす?

「水面に広がるひとしずくを落としたい」


公立高校入試が終わり、発表までなんとなく落ちつかない日々だと思います。

高校入試が終わった今、机に向かうも何をしたらよいかわからない、と意外に悩んでいるかもしれません。

中学までは細かい規則に従い、与えられたものを着実にこなすことに全力を傾けてきました。

そこにぽかっと空白時間が生まれました。さあどう過ごしましょうか?

この時期、「何をやったらいいですか?」と尋ねられることがあります。

答えるのは簡単です。

しかし時間がある今、せっかくですから考えてみましょう。

やることを「人から与えられる」を卒業し、「自ら探す」にシフトしていくのにちょうどよい準備期間です。

ただ、まだ15歳の子どもですから「ヒント」は必要です。

あこがれる大学のパンフを請求してみる。

どんな学部・研究室があるか?

必要な試験科目は?

早めに調べておくことで、高校で勉強する内容に具体性が出てきます

パンフや赤本を集めて本棚に並べておく、それだけでイメージトレーニングになります。自分を洗脳するのです。

スポーツ界で一流の人はよくやっていますね。

モデルになりたい高校生は、藤原紀香のポスターを部屋中に貼ってイメトレしていたとか。

純粋に今までやりたくて我慢していたことに没頭する。これもまたよし。

大人になったら答えをくれる人はいません。高校から大学という青年期。「与えられる」から「自ら探し求める」へ。

最短距離を走らせるばかりが教育ではありません。

あかつき塾は塾なのに、最短距離を走らせるだけをよしとしません。先日も書きましたが、「成績を買いに」こられても対応は不可能です。


新高校一年生。

まずは本屋さんに行ってごらん。

参考書売り場でなくてもいい。

ジャンルにかかわらず面白そうなものを探してごらん。

(個人的に、雑誌ニュートンとか好きですけどね。鉱物図鑑とか。カラフルでいいですよ。)

「勉強」と身構えなくても、勉強になることはたくさんあります。

それでもせっかくついた学習習慣は維持したいですね。

とりあえず数学なら、以前ご紹介したこちらを↓

中学数学と高校数学との圧倒的違いに驚く前に

なんでも要はバランスです。

振れ幅の大きい、視野の広い人に育ってほしいですね。