あかつき塾の英語【英文法を重視する理由】
あかつき塾では、火曜に実施している中学英語一斉授業では、文法を非常に重視しています。
中学校の教科書では、「第◯文型」や「補語」「目的語」などの用語は、中3の本当に最後になるまで出てきません。
第4文型に関しても「~に…を」という説明が右隅にチラッと載っているだけです。
「第◯文型」やSVOCなどの用語を学校で聞いたことがあるか尋ねても、全員キョトン?としています。当然ですね。教科書に載ってない、学校の授業でもやらないのですから。
なぜこのような状況なのでしょうか。
現行の学習指導要領では、文法事項の理解は生徒の「気づき」によって得られるようにする、となっているからです。
指導要領の思惑とは異なり、残念ながら誰も気づいてません。
さらに今後は、「英語を英語のまま」教える流れですから、文法を軽視する流れは変わらないでしょう。
その方針で生徒がスムーズに英作文ができるようになっているのであれば問題ありません。しかし実際、そうはなっていません。
文法用語は一見、難しそうに見えますが、最初から馴染ませていけば、お互いの共通言語となります。
「~に…を」などという下手な説明をするよりもよっぽどわかりやすく、英文が複雑になっても理論的に説明が可能です。
日本語を母国語とする日本人であれば、文法から英作できる力を身につけておくことが、最終的には得点につながります。
中3二学期になったときにそれが実感できます。
もちろん今後、「英語を英語のまま」理解することや、英会話は大切です。
それと同時に、日本人が英語を学ぶためには、文法重視の学習方法も間違いなく必要です。流行り廃りではありません。
あかつき塾では、遠慮なく文法用語を使います。自信があるので変えるつもりはありません。難しく感じても慣れるまでやります。
あくまでも、それプラスの「4技能」です。
では、明日の英語もお待ちしております。