社会の教科書が読めない!嘘のようなホントのはなし

社会は暗記だ!とよく言われます。

しかしそれは、一問一答形式でしか通用しません。

これからは、大学入試改革による新テスト導入のため、暗記では太刀打ちできなくなってきます。歴史や経済の流れ、データや資料を組み合わせて、理由と共に解答できなければ正解できません。

つまり、歴史なら教科書を用語ではなく、歴史の流れや理屈で理解していないと正解できないのです。さらに理科や数学との教科横断的な問題構成に慣れなければいけません。

世界史単元で「教科書が何を言っているのが全然わかりません。」という声がたまに上がりますが、これは由々しき事態です。

でもわかりますよ。特にフランス革命あたりの記述が難解です。

欧米各国の歴史が、短い行数にまとめられています。よって話が急展開となり、流れがつかみにくいのです。

そんなときは、一緒に読みます。小さいころの読み聞かせと同じで、人に読んでもらうとわかりやすいですね。

「面倒だから先生読んで」というスタンスでは困りますが、わかりにくい単元というのはあるものです。「わかろうとしてもわからない」場合にはもちろん助けます。

まとまりすぎて急展開になっている教科書の記述。その隙間を埋める話をしてやると流れがつかめます。当然、記憶に残りやすくなります。

歴史資料集もしっかり読み込むと、なお流れが入りますね。

「日本の中高生の多くは、中学校の教科書の文章を正確に理解できない。」と数学者 新井紀子氏もその著作で述べています。

AIvs教科書が読めない子どもたち(東洋経済新報社)新井紀子

小学生のうちから、中学生になったときのために論理的に「教科書を読める子ども」を育てる。

これを今後追求していくつもりです。