【公立高校入試国語過去問の扱いかた】「一回解いたら終わり」ではもったいない

日曜の公立高校入試対策第2回では、2019年B日程国語の過去問を解いてもらいました。

愛知県の公立入試問題に使われる文章は、中3生にはそこそこ難解だけれどもよい文章が多く、設問も適切なものが多くなっています。(設問となっている棒線が若干足りなかったため、受験生が解答しづらい年もありました。)

意外と大人が読んでも難しいと思います。「大人になれば国語は経験からそこそこできるものだ」は、幻想だと認識できるでしょう。

論説文は比較的難しい文章です。たまたま正解するのと、確実に正解するのとでは読解力に雲泥の差があります。その証拠に、2回の過去問演習は、選択肢の数は少ないにも関わらず、意外と間違えるという経験をしてもらうちょうどよい機会でした。

入試の国語は、定期テスト国語とは違います。事前に出る文章を勉強しておけばある程度対策できる定期テストとは質を異にします。

11月中頃には、中3生最後となる定期テスト④がありますが、それが終わり次第、入試としての国語対策を本格化する必要があります。

まだ入試問題を読み慣れていないのが現状だと思います。定期テスト④が終わり次第、頭を切り替え、高校入試対策に全振りします。そういう意味でお渡しした「パターン集」は役に立ちます。使い倒してほしいと思います。合っていたか間違っていたかだけでなく、本文を熟読したあと、設問と照らし合わせながらじっくり読むよう心がけてほしいと思います。

⬇︎本日開始です。

【公立高校入試 国語特講】前島良雄先生 中3生対象(塾生限定)