【若い世代に薦める本①】選書 前島良雄先生
先日、今の学生が読むとよいと思われる本を前島先生にお尋ねしました。
前島先生の選書は、決して小難しいものばかりではありません。
・今の若い人にも比較的読みやすく、時勢的な部分を含みながら、流行りすたりではないもの
・「なるほどそういうことだったのか!」と、うなずけるもの
・続きを早く読みたくなるもの
今回はこのような観点だと思います。
前島先生も昔読んで非常に納得された本だそうです。私も即購入し大学生の娘に送りました。
入試に出るとか出ないとか、近視眼的に意識して選んだわけではないのに、なぜだかジャンル的にピシッと当ててしまう恐ろしさを持つ先生です。
今年は特に「カルト」が問題になっていますね。私たちは「どういうときに何を信じてしまう傾向にあるのか」、そんなジャンルの文章が入試問題として出題されてもおかしくはないでしょう。
超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ (ブルーバックス)菊池聡
【内容(Amazonより引用)】
「自分の目で見たこと」は信じてよいか?UFO、虫の知らせ、星占い……。科学的には証明できないことも、実際の体験をとおして信じてしまう。しかしその「体験」は、本当のできごととは限らない! 超常現象の実在を信じてしまうのは、人の思考システムの本質がかかわっている。
非常に面白そうですね。
【お薦め第二弾】は次回に。