【「書く」ための土台は読書にあり】小池陽慈先生(河合塾国語科)のzoomイベント告知
「書くのが苦手です。」というご相談を多く受けます。前島先生もおっしゃっているように、うまく読めるようになれば、書くこと自体はちょっとしたコツをつかめばある程度できるようになります。
最近、教科書でも、もちろん学校現場でも「書く」「話す」指導に重きが置かれています。しかしまず必要なのは「読む」力です。
「うちの子なんで読めないんだろう。」
「なんで国語が苦手なんだろう。」
「国語の点数にムラがある。」
「本は好きだけどテストはいまいち。」
答えを言うのは簡単です。おおまかには、「生まれてからこれまでの言語体験の積み重ね度合いと、それをうまく引き出せているか」です。
一朝一夕には上がらないのが国語の力ですが、だからといって投げ出すわけにもいきません。当塾では今後も粘り強く言語体験を積み重ねる指導を続けていきます。正直、時間がかかります。これをご理解いただかない限り、付け焼き刃的な力しかつかず大学受験時に困ります。
「これをやればみるみる上がりました!」というキャッチコピーはまず疑ってみましょう。
実際に上がったのかもしれません。しかしその多くは、もともと言語体験が豊富である程度読めていた子が「うまくテストで点数化できるようになりました!」という変化にすぎないでしょう。
点数化するだけであれば、素直に取り組んでくれれば比較的容易です。点数化するためのハウツー本はいくらでも出回っていますが、ハウツーの前にそれらはあくまでも「読むための基本」でありハウツーと呼ぶほどのものではありません。ときに「弊害」となるものもあるので気をつけてください。「何を信じたらよいのか」のご相談には喜んでお答えします。( 塾生もしくは体験ご希望のかたに限ります。)
次にご紹介する小池陽慈先生は、尊敬する現代文講師のお一人です。
〜「読む」と「書く」の相関関係について深く知りたいかたへ〜
多くの参考書を出されている現代文講師小池陽慈先生のイベント告知です。事前申し込みが必要になりますが、小中学生をお持ちの保護者様におすすめします。
⭐️4/10 (土)14:00- zoom
zoom受講だけなら500円、書籍ご購入の場合は無料のようです。
「書く」という文脈からの「読書」の意義についてお話しします。「どうすれば文章が書けるようになりますか?」という質問には、「まずは良質な本をたくさん読むこと」と答えるようにしています。(小池陽慈先生のtweetより)