【英語の教科書本文テスト】本文を丸ごと書けないでどうする?

あかつき塾では、毎週火曜英語の帰り際に、本文テストをしています。完全に和訳から英訳です。穴埋め式などではありません。

それでもみんなそこそこ正解!100点またはそれに近いところまで勉強してきてくれます。(ずっと練習してこない人は各学年一人はいます。本人が一番わかっているはずです。)

しっかり文法的に把握した上で、(授業で解説済み) 書く練習をすることがポイントです。

例えば、How beautiful ! と

What a beautiful !

の違いをわかって書いていますか?

What is this ? と

What sport do yo like ?

のwhatの品詞の違いをわかっていますか?

This is Ken. と

This boy is Ken.

これさえ文法的にはあやしいのでは?

教科書p138 を開きましょう。thisの品詞を調べてみてください。代名詞と形容詞(本当は形容詞という表現もしっくりこないのですが) となっています。

そしてp30とp64での使われかたを比べてみてください。


新しい単語が出たら、必ず教科書p132以降のword listを見ること。

学校の和訳ノートに新出単語の意味とともに、品詞も書くこと。

アクセントと発音記号も確認しておく。

発音記号が読めたら、知らない単語でも読めます。発音記号はいつも見ていると、習わなくてもなんとなくつかめてきますよ。もちろん大事なものは、教えながら発音しています。


今の指導要領がそうなっているので仕方ありませんが、文法・文型を軽視するあまり、生徒はどんどんわからなくなっていくのです。わからなくなるように作られているのだから、わからなくなるのは必然です

会話重視に傾倒しすぎたために、省略が多すぎるのです。省略形は既習者に使うものであり、初学者に対して使うものではありません。混乱させるだけです。

今の指導要領は「習うより慣れろ。そのうち自然に気づいてね」というスタンスです。

そして中3の最後の最後に、「じゃーん!英文の構造には5文型ありました!気づいてた?」と種明かしをしてきます。しかも一番大事な文型をわずか1ページで済ませています。

なぜこんないじわるをするのでしょう!いつも怒れてきます。

保護者世代の方々の方が、しっかり文法的に学んでいるはずです。今の教科書の歯がゆさといったらありませんから、我が子は英語ができないと悩む前に、一度教科書をご覧になってください。「こりゃ一人で勉強していたらわからなくなるわ」と思いますから。

要は英語の本文は書けるべし。しかも文法・文型がわかって書けるべし。

もうこれだけで、かなりの点数はとれるはずです。

そのスタンスでずっとやっていますから、英検はしっかり力をつけてから。急いでとる必要はありません。余力で十分合格します。

あかつき塾の英語の目標は「3年二学期からの英作文ができること。」そのためには、国文法の基本ができていないといけないんですよ!だから「国語国語」とうるさいのです。

これは本当です。よくわかってらっしゃる先生ならみなさん同意見になりますから、信じてついてきてください。

と毎回すごい自信ですが、、はいその通りです。おすすめです。