【若い世代に伝えたい本】塾長読書日記④

本日の全県模試。解き直し、解説の読み直し、教科書で確認。明日までにやらないとね。もちろん質問受けますよ。

夏休みのテキストも週末にドーンと提出されました。出していない場合、木曜日目指して頑張って。


今回はですね、私には縁が薄かったクラシックの大家が書かれた本です。かなりのクラシック通、マーラー通でないと辛いでしょう。私もまだ全て読み切っていません。

ただ今回わかったことは、大人になってから未知の分野に足を踏み入れるのには、かなりの壁がある、ということです。

そして一から学び直す暇がない、ということです。若い頃からある程度、触れたことがあるものなら、学び直しの壁はぐっと低くなりますね。

例えば、

読書をする環境になければ、大人になってもなかなかしません。

また、ご両親がクラシック好きであるようなご家庭でない限り、クラシックに触れる機会はぐっと減ります。その後もきっかけがなければなかなかその世界には踏み込めません。

そこでよくおねがいしていることですが、お子さんにたくさん体験をさせてやってください。

美術館・博物館・科学館・自然体験などなど、、習い事としてではなくても、できることはたくさんあります。

ぜひお父さんお母さんが行きたいところ、得意なジャンルにお子さんとお出かけを。親が楽しそうにしている姿を見せてやってください。

12年間という短い期間ですから、楽しい思い出をたくさん作ってほしいものです。

私は美術館・博物館にはよく連れて行かれましたが、クラシックコンサートにはなぜかあまり連れて行ってもらっていないのです。ピアノを習ってはいましたが、クラシック鑑賞とは違いますよね。だからクラシックについては教科書レベルしか知りません。


前置きが長くなりましたが、教養としてクラシック鑑賞は必要なんじゃないか?という気になりまして、いきなり次のような本を読むことになりました。

「中高生におすすめシリーズ」からは外れるかもしれませんが、ご両親がクラシック好きなかたならぜひ。

こんな大作を誰もが書けるとは思いませんが、少なくとも「物事をそのまま信じるのではなく、客観的に俯瞰的に見る目を養う」ことが必要ではないでしょうか。

ましてや、「既存の通説を覆す」なんて大技に打って出るなら、国語力つまりは論理的思考力が必要ですね。私もまだまだですが、あと40年生きそうですので、本をたくさん読んで学ぶつもりです。

お孫さんの代まで、あかつき塾をよろしくおねがいいたします。


以下 FBより

「本のバトンリレー4日目」否、

「本のバトルリレーの4日目」

「マーラー・輝かしい日々と断ち切られた未来」 音楽評論家 前島 良雄 (Yoshio Maejima)先生。国語講師としても超一流。

クラシックに疎いのに、いきなりマーラーとか無理だし、と思いつつ、、

でも読んでおかないといけない気がする。

後書きから読む。目次を見る。流れだけまずつかむ。

従来のマーラー論を覆すのね。

それをどう論証づけるか、そのための資料の緻密な検証。

覆すのだからそりゃ大変だ!!

一流の研究家ってこんなふうなんだ。さすがだ。わたしには到底無理。

読み始める

・・・

・・

うっ緻密すぎる、、マ、マニアック💦

素人がんばる。

まずはマーラーの生まれや育ち、家族関係から。

19ページ目で一旦挫折。はやっ!

しばらく放置…

突如、今晩読み始める。

誠に失礼ながらテキトーにペラペラめくって、飛ばして第5章から。

どこまで理解したかはかなり怪しいが、物語として読む。面白かった。だから最後の10章まで読み切ってしまった。

飛ばした部分、今なら読めそう。

(マーラー通の方々、こんな投稿で申し訳ありません。)