【子育て】父と息子・父と娘編

いつ頃からでしょうか。最近はお父様もご一緒に面談に来られるケースが非常に増えています。

「父親と息子」のケース

この関係はなかなか難しいようです。

父親は目の上のたんこぶ

「男の子だからしっかり育てなければならない」という父親の責任感から、あえて厳しく接するが、その愛の鞭が息子にはなかなか伝わりにくい。

・父親のようにならないといけない気がする。

・父親から期待されているのが嬉しいが、実は負担だ。

・父親にできない自分を見られたくない。

・母親には甘えられる分、当たる。

・母親の言うことは軽くスルー。

でも頑張らないといけないことはわかっている。わかってはいるけど、まだそこまで本腰を入れられない。

父親が息子をリードしたり、叱ったりするのは難しいようです。「中学生は大人のスモールサイズではないため、大人のようにはタスクをこなせない。でも自我だけは芽生えつつあるので反抗という形をとる」そんな時期でしょうか。


「父親と娘のケース」

【父親への信頼感と安心感】

逆に父親と娘がタッグを組むと、母親と娘の場合より、女の子の力を引き出せるのではないかと思います。

父親が緻密に計画を立て、娘がそれに合わせて学習を進めていく形です。多少のんびりでもコツコツやれる女の子には向いています。

父親のほうも娘には何だかんだで甘くなる部分もあり、娘も安心感を抱くのでしょうか。

そして必要なときには、冷静な状況判断から計画変更や適切な補強をする。

私立中高のご家庭を見てきて、このケースが最高のパフォーマンス(あくまでも受験に限り)を引き出すのではないかと思われます。


娘を持つお父様は、積極的に勉強に関わるとよいのではないでしょか。

息子を持つお父様は、勉強そのものよりも机上以外でたくさんの体験を共にされてはいかがでしょうか。何かで読みましたが「男の子は失敗しないとわからない。たくさん失敗してそこからどうしたらよいかを学んでいっている」ようですね。

塾でも男子はたいへんですが面白いのも男子です。それを女子は冷静に見ている感じです。

性別、個性に合わせ、勉強に前向きに、少なくとも遠ざからないように対応しているつもりです。


さて明日、

平針中のみんなは、テスト勉強を。

その他の中3生は、すぐさま英検の勉強に切り替えを。部活、寝る食べる風呂以外は、基本勉強です。

中1・2年生も、コンスタントに2時間は勉強しようね。

小学生のみんなは、少なくとも宿題はやってきてね。