【2022愛知県公立高校一般入試Aグループ国語講評、およびBグループ出題予想】
国語Aグループ講評
大設問一が論説、大設問三が小説、大設問四の古典は漢文の書き下し文であった。
一が約3000字、三が約2700字、四が約300字だった。文章量としては昨年のAグループよりも600字ほど増えたことになる。
一も三も比較的読みやすい文章であったが、設問にはいくつか答えにくいものが含まれていた。具体的には、一の(五)(六)、三の(四)(五)などである。また、一の(四)要約の問題は条件として出された「思考」という言葉の使い方がやや難しかった。文末を「可能性があるから。」でまとめるのに苦労したかもしれない。
四の書き下し文は、登場人物が多いこともあり本文の内容を読みとるのが易しくはなかった。読みとれさえすれば設問自体は素直なものであった。
Aグループの出題から見たBグループ出題予想
現代文は小説が出る可能性は低い。二題とも説明的文章(論説と随筆)である可能性が高い。また古典は漢文ではなく古文が出題されるだろう。