【「小学生の時は大丈夫だったけど…。」安心は禁物です】新小5・新小6生へ
「小学生の時は大丈夫だったんですけど、中学生になってから点数が下がってしまって…」
よくうかがうお声です。
もしそうだとしたら、小学生の時も実は大丈夫ではなかったのです。小学校のテストが6割から8割前後の場合、「まあまあ」「普通」に見えるかもしれませんが、中学に上がると「できない」ほうに入ってしまいます。決してそのままにしておいてはいけません。ときに100点があったとしてもです。必ず理解不十分なところがいたるところにあります。それが中学のテストで露わになります。
「150点取れる力を持って余裕で100点」こうであれば中学でもひとまず安心です。
英検も同じです。英検3級、ときに準2級でも、それは英検での級であり、中学校のテストで高得点を保証するものではありません。
当塾でも中学で英検をすすめますが、あくまでもそれは「普段の英語学習の副産物である」という認識です。英検は目指して取るものではなく、英語をきちんと勉強した結果、副産物としてついてくるものです。
このように、小学校で「算数は大丈夫だった」や「英検◯級」はあまり参考になりません。
お越しくださったときのお子様の学習内容定着度を見て判断いたします。弱点はすぐに見つかります。まずは基礎をしっかり固めていきましょう。
もうすぐ新学年です。
「できている」と勘違いしがちな小学校。
「突然できなくなった」と驚く中学校。
中学生でも小学7年生の子はたくさんいるものです。中1ギャップに陥らず、スムーズに中学1年生に移行するために、勉強はやはり小学生から始めてください。