【クラシック音楽で成績は上がるのか】成績はもちろん、リアリティを伴う学力の肥やしとなります。

「クラシック音楽に馴染んでくると、中学生・高校生の皆さんは、例えば、世界史で勉強するさまざまなことに今まで感じたことのないリアリティを抱けると思います。また、現代文では、受験生の多くが苦手とする(らしい)芸術論・文化論が、思いがけないほどの実感とともに理解できるようになるでしょう。」前島良雄

以前ブログで取り上げたように、実際に昨年の名城大学附属高校には、まるで前島先生のお話を聞いていたかのような文章がズバリ出題されました。ピンとこないままとりあえず解答してみたという生徒と、書かれている内容がよくわかって解答した生徒とでは入学時は見分けがつかないかもしれません。しかしその差がどんなに大きいものであるか。それは大学入試現代文を読む頃になり初めてわかってきます。大学入試は高校の学習を土台とはしていますが、実際の入試問題を見てみると全くの別物です。

理科でも二次試験に出る例えば「電磁気」などは、浪人一年目で初めてわかったということはよくある話です。こんなことまで高校で習っていないというのが当たり前の世界です。

高校受験と大学受験は別物です。先々まで見据えたリアリティを伴う本当の学力をつけていきましょう。

前島良雄のクラシック音楽入門

以下,クラシック音楽入門講座のご案内です。ご興味があればご家族でご覧ください。

本講座はクラシック音楽に興味はあるものの今までこれといったきっかけがなかった方、お子さまと一緒にクラシック音楽を楽しみたい方々のためのクラシック音楽入門講座です。クラシック音楽を心から愛する音楽評論家 前島良雄先生の知識と情熱により、きっと皆さまの中に新たな世界が拓かれるでしょう。3回完結の入門講座ですが、これを機にすきな作曲家、お気に入りの曲を探しに出かけましょう。

【日程】
第1回  9月26日(土) 11:00–12:00
第2回 10月31日(土) 11:00–12:00
第3回 11月28日(土) 11:00–12:00
ライブで参加できない場合でも、お申込みの方には動画を配信いたします。
(後日Peatixのメッセージ機能でお知らせします)

【内容】

第1回

「クラシック音楽に親しむきっかけは身近にいくらでもあります。」

数学、歴史、宗教などあらゆる文化の始まりは音楽にあります。音楽は単に「音を楽しむ」だけのものではありません。あなたの身近なことから入っていけます。

第2回

「まずはなんと言ってもベートーヴェンです。」

今年はベートーヴェン生誕250周年です。ベートーヴェンがなぜ「学聖」と呼ばれるのか、他の作曲家と何が違うのでしょうか。グレゴリオ聖歌に始まるクラシック音楽の歴史に触れてみましょう。

第3回

「あなたのために作られたような曲が、絶対にあります。」

曲が作られた背景まで知ると一層親しみがわきます。心の拠り所となる一曲を見つけてみましょう。

【Zoom接続ID】

⭐️Zoom接続IDは、お支払い確認できた方に、Peatixのメッセージ機能でお伝えいたします。

【受講規約】

お申込みの前に、こちらの受講規約をご確認ください。

【お申し込み】

こちらのPeatixからのみ承ります。

【講師紹介】

音楽評論家・翻訳家 前島良雄

専門 西洋音楽の歴史 ( グスタフ・マーラーを中心とした19世紀後半から20世紀初頭の音楽の歴史 )

著書:『マーラー 輝かしい日々と断ち切られた未来』『マーラーを識る』(どちらも、アルファベータブックス)

訳書:『マーラー 交響曲のすべて』(藤原書店)

フランソワ=グザヴィエ・ロト指揮/ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団、ダニエル・ハーディング指揮/スウェーデン放送交響楽団、オスモ・ヴァンスカ指揮/ミネソタ管弦楽団によって現在進行中の3つのマーラー交響曲シリーズのCDの、日本語解説(歌詞対訳)をはじめとして、多くのCDの解説を執筆している。

また、NHK交響楽団の機関誌『フィルハーモニー』等にマーラーについてのエッセイ、楽曲解説などを執筆している。

【主催】あかつき塾 (名古屋市緑区)

〜ご家庭にクラシック音楽を〜年長から中高生まで預かる塾として、これらの講座を通じて、お子様がクラシック音楽に慣れ親しむ家庭環境づくりのお手伝いをいたします。