【中3生 夏休みとそれ以降の勉強・受験指導】段階的に指導スイッチを切り替えます
【8月は基礎の徹底】学校があるとどうしても目先の宿題やテスト勉強に時間を費やさなければなりません。ですから8月からは、入試には一問、二問でるか出ないか、しかしどうしても必要な知識を積み上げていきます。負荷に少しずつ慣れてもらいます。
夏は慌てる必要はありませんが、ふだんから着実に一日8時間は勉強しましょう。もし2、3時間だとしたら明らかに足りません。用事でできないときでも5時間確保に努めてください。もちろん時間数でなく、時間の使い方が問題です。
50分1タームを何回転できるかで進めてみましょう。朝3ターム、午後3ターム、夜2タームやるだけで8ターム可能です。ターム毎の休憩10分として約8時間です。決して多くはありません。
こうして最も忙しい10月から12月に備えていきます。冬休みで一旦立て直す期間があるのでその時期がまたチャンスです。
1月後半から3月上旬に気力・体力・本番力をMAXに持っていけるようにします。
だいたい人間がフルパワーを維持できるのはたかだか最後の三ヶ月と言われています。本当の勝負は最後の1・2ヶ月。塾の最大の役割の一つは、最後まで乗り切らせること。ハイパワーで飛ばしすぎ途中で息切れさせてもだめ、うまい手綱さばきが必要です。締めるだけなら簡単ですが、それだけでは走れなくなります。これからですからお子さんを信じて応援団でいてやってください。秋冬はナイーブな時期です。自覚もさすがに芽生えています。
ほっとしながらも頑張れる空間を提供し、精神衛生上、いい受験、前向きな受験ができるお手伝いをします。
中3生には先日から塾で毎回やるもの、自宅との両方でやるものをお渡ししています。ここは任せていただき、ついてきてください。