【勉強を長続きさせるには】とにかく待つこと。子どもは「子ども」であり、「大人」ではない。
今日もSKP、みんな頑張っていました。
あかつき塾では、ただ教材を順番に与えるだけではなく、一人一人に合わせて、少しでも取り組みやすいように、いやにならないように、組み合わせを工夫しています。
2時間から3時間、小学生に集中して取り組んでもらうことは、やはり簡単ではありません。ただ「今日の分」として与えておけばよいものではありません。中にはひたすらやる子もいますが、まだまだ子どもらしい部分(どうしても最後ミスをする、とにかくたくさん進めたい等)があります。
そんな成長途中の小学生をどう導くのか?そこに指導者の力量が問われるわけです。
ちょっと難しいけど頑張って考えている、粘ろうとしているという時間は、迷わず見守ります。お子さんにとって、その時間は自分と闘っている時間なわけです。大人がすぐさま口出しするのはよくありません。
きっとご家庭では、ボーっとしているように見えたり、歯がゆくて教えてしまったり、なんでわからないの?イライラしてみたり、とにかく「待つ」ということが難しいのではないでしょうか。
タイミングを見計らい、声をかけること、また問題の取捨選択をすること、採点基準をどれくらいに設定するかの判断は、ご家庭では難しいと思われます。
「とにかく全部やらさなくては」「早くできるようにしなくては」「完璧でなくては」
真面目に頑張る保護者様ほどそう思いがちです。私もそうでした。だからお気持ちはわかります。が、それだけでは長続きしないということも知っています。
あかつき塾では、お子さんにとって勉強が苦にならないよう「長続きする学習意欲」を優先し、お子さんを見ています。
元気に来て、充分勉強して、元気に帰って、そしてまた次回ね。
その勉強サイクルが習慣化する日まで見守ります。そして中学生を迎えましょう。
中学生になったらなったで、様々な壁があるわけですが、、だから「子ども」なんですね。大人は子ども対し、「大人」であることを求めがちです。しかしそれに応じることができていたら、それはすでに「大人」であります。
年齢に応じて適切に関わり合うことは難しいことです。中2からは特に。夏が過ぎて一回り体格が良くなった男子は、それまでのかわいかった息子ではなくなっています。
それでも当塾の生徒さんはみな素直ですね。すれていません。基本的に温かいご家庭に生まれたのでしょう。幸せなお子様がただと思います。
では明日もまたお待ちしております。