小学生の間は勉強はさせないとやらない
「今は本人にやる気が見られないから、様子を見ます。」
これはお母さんに多いですね。
「塾は中学からでいいだろう。」
「やる気になるまで放っておけ。」
これはお父さんに多いですね。
そして5年生の一学期後半に、
「なんだか算数ができなくなってきたけど、ちゃんとやってるの?!」
と「謎の様子見」をされます。
とりあえずチャレンジやらせるか、ドリル買ってきてやらせるかなさればよいほうです。ただしきちんと親が管理されていれば。
次月のチャレンジが届いたから慌てて前月号にとりかかるようでは、先が心配です。逆にチャレンジをきちんとこなされていても量的に不足です。
そうしているうちに【小数のかけ算・わり算】を完璧に習得しないまま夏休みが過ぎます。
5年生二学期後半にいよいよついていけてないことを実感されます。
「そろそろ塾かな」
すでにこの時には「遅れている」のですが、「まだ間に合うだろう」と淡い期待をされています。
実際、5年生のご入塾率は非常に高いです。
数ヶ月で効果が現れるのは、学校の授業程度なら学校で理解でき、学校のテストで80点くらいはとっている場合のみです。学習習慣をつけ、量をこなせばそれなりに形になっていきます。
もしそうでなければ、、、
非常に時間がかかります。
半年だと思われますか?
いや年単位です。
わからないの積み重なりを少しずつわかるようにする、学習習慣をつけるから入るわけですから、嫌なことをやらされている気分になります。
しかも学校のテストで効果がすぐさま出るわけでもない。楽しいはずかないですね。
5年生のご入塾では、マイルドに言って「やや遅い」のです。
幼稚園のうちに絵本がスラスラ読めて理解ができる。一年生からは「毎日の学習」としての時間をつくり、親がきちんと管理する。こんな環境で育っていれば問題ありません。
が実際には、なかなか難しいようです。
「お友達と遊びたい」「ゲームしたい」「その他の習い事」「そんなに小学生からやらせなくてもねぇ」という周囲の無責任な声。自分の子の将来は親しか責任を負えないのですから、周囲の騒音は無視しましょう!「今日あそぼう」のお誘いには、「何時から何時まで」と時間をピシッと決めて、「〇〇ちゃんちはこうです!」とお友達にも周知させておきましょう。
うちはちょっと極端な例ですが、徹底していたので、逆に周りのお友達も勉強するようになりましたよ。なんならうちに勉強道具持参させたりもしていました。ただし邪魔しない子のみ。終わったらめでたく遊べます♫
「ブレない学習習慣を確立する」ことは、「親の覚悟」にかかっています。
目次
普通、小学生のうちは勉強させないとやりません。
手遅れになる前に手を打ちましょう!
塾も通っていることに安心してはいけません。宿題をきちんとやってなんぼです。
よろしくご協力をお願いいたします。