文章題の正しい解き方は、図を書くことと式に単位をつけること

文章題が苦手なんです。

入塾時のお悩み第一位はこれです。

どうしたらよいのでしょうか?

まずは、文章題を解くためのステップを正しく踏む練習から。いきなり式が立てられるはずがありません。

式を立てるときには、問題文を読みながら、まずは図を書くことが大前提。

私がみんなの質問に答えるときには、必ず図を書きながら、ゆっくり読みながら説明します。

この図を真似して、もう一度自分でも書いてください。これにより問題文の内容を整理することができます。

説明を聞いてわかったから、あとは計算だけして終わり!

↑これでは解けるようにはなりません。典型的なダメな学習法です。

テストで力を発揮するためには、自分で図を書き、式を立て、計算する、という一連の訓練が必要です。

しかし、なかなか自分で図を書きたがらない。なぜ書かないのか?面倒だから?

問題文を読んで、頭の中だけで整理できないのは当たり前です。書きましょう!文章題ができない、と嘆くのはそのあと。

書き方がわからないから?

そうであれば、最初は教えたものを真似して書いてみてください。勉強はマネから入るものです。

また、式には単位を付けてみましょう。今、自分が何の計算をしているのか?を自分に確認させるためです。

単位量あたり、割合、速さ、の単元ではミス防止にもなります。

図を書くことと、式に単位をつけること。

徹底するのが難しいようですが、算数・数学が得意になりたければ必ず実行してください。

図は、数直線にせよ、図形にせよ、フリーハンドで練習。フリーハンドでいかにイメージしやすい図を書けるか? とても重要です。

問題文にグラフや図形が書いてあったとしても、あえてノートに問題文のとおりにグラフや図形を書いていきましょう!

こうすることで、非常に内容が頭に入ります。

難しい問題なら音読しながら書く。図が自分を正解に導いてくれるカギとなります。

すると、関数と図形の融合問題に見えていた問題が、実は図形問題として解けた!という場合も少なくありません。

算数・数学は、ノートにスペースを十分にとってください。

そこに数直線、グラフ、図形、表を書いていきます。

問題文を眺めているだけでは、いつまでも理解できません。

私もまずは白紙に図を書くでしょう?真似してくださいね。

算数・数学が苦手だと諦める前に、まずは図を書く習慣を!

声に出し、手を使う。

だいぶ違ってきますよ。