近年の公立高校入試問題から見る 中3二学期の数学勉強法
もうすぐ二学期です。
2018年度 公立高校入試 数学は、19問のうち、2点配点が3問でした。
2点配点のものは、解答用紙が太枠になっているのですぐにわかります。
昨年の2点配点は、①関数・②統計・③図形から各1問ずつ。
①まず関数。ある事象(水道から水を水槽に入れたり、学校と公園を時速何キロで行き来したり)と関数を組み合わせて出題されます。中2一次関数は、ずっと出題されている上、難度もアップ。
②統計は、中1 資料の整理、中2 確率、中3 標本調査。
表やグラフから何が読み取れるか。
ある事柄を調べるには、どの調査方法が最適か(標本調査)を選択肢から全て選ぶ。
ABどちらかのグループが難しいというパターンです。
③図形では、中2 合同、中3 相似・三平方・円の性質。
合同以外は、全て中3二学期に習う内容です。しかも、補助線を入れなければこれらの要素のうちどれを使えばよいかが見えない問題が多い。
つまり補助線をいつ?どうやって引くか?の練習が必要です。
二学期の数学が非常に大変なのは想定内です。そのために英語を先取りしていたわけです。
二学期の数学は、その時々でマスターしていかなければなりません。
相似、三平方、円の性質の定義を教科書で丁寧に学習しましょう!
中1 資料の整理も、平均値・代表値・中央値・最頻値・階級値・範囲(レンジ)といった用語を再復習!インプットの段階から丁寧に学習すること。
アウトプット演習に重点を置いていく時期に入りますが、アウトプットだけに頼らないように。
最後に立体。多面的な見方が必要。必要な面を切り出して、平面図形として解けるか? 近年、立体の難易度が上がっています。
中3生は、9/4の学力テスト終了次第、すぐに数学を予習するつもりで開始してください。
幸い?神の倉中の二学期数学の進度は非常に早く、二学期で数学全範囲終了予定です。学校のペースにくらいついていけば、間に合います。
以上、公立数学でした。
私立の数学については後日に。