国文法 中1生に「単語に区切れ」には限界あり!

国文法ネタでも、写真は地図…

今回の中学一年生の国語テストの範囲に、単語で区切る、があります。毎年思いますが、この時期に単語に区切れ、には無理があります。

たしかに、文は文節さらに単語から構成されていることを知らなければ、その後の自立語、付属語、品詞、、と学習が続けられません。だから単語に区切る練習はひととおりは必要です。しかし中一段階では、よく出るものをパターンとしてできるようにしておく、で十分です。完全に「理解して」単語に区切れるようになるのは、二年生の後半に助動詞、助詞まで習ってからです。

だから今、単語に完璧に区切れなくても大丈夫です。そうは言ってもテストには出るので、ひととおりはパターンとして慣れておきましょう。ただ、テストで間違えてきても仕方のないことです。

以下、心の中の声💬

なぜこんな文を単語に区切らせるのだろう?難しすぎない?単語を習ったばかりだよ?国語の先生しか無理じゃない?? しかも複数抜き出し完答問題!全部あっててやっと一つ◯。抜き出せだから、なおのこと間違いやすい。どこまでが一単語なんだよ!って感じo(`ω´ )o

(中1当時は私もわっからんな、と思っていました。カンでやれってことか?まじめに勉強してる身になれ、と不満でした。その疑問が解消したのが中2末。きちんと品詞を全て習ってからです。やはり中1で単語に区切れないのは当然だったと確信を得た瞬間でした)

テストに出すのはいいけど、テスト勉強したらその努力が反映されるテストにしてよね、と思いませんか? せっかく単語について勉強しても、完答問題4問正解って難しいですよ。なぜわざわざ今一年生の、しかも実力テストならぬ定期テストに、難解すぎる問題を出すのでしょう?

定期テスト、七不思議の一つです。この部分については、寛大にテスト結果を見てあげてください。勉強しても満点をとるのには限界がある問題ですからね。

夜は副教科を見直して、便覧で部首を見直して、地図帳の気候図を見て、12時に寝ましょう!