国語の定期テスト対策

国語の定期テスト対策を優先順位の最後に持ってきた理由。

国語は他の科目と異なり、定期テスト対策だけをしても高得点を取りづらい科目だからです。

(対策するような科目ではないでしょ?というのが本音です。国語の地力があれば、定期テスト対策自体は、ほぼ暗記ものだけで済みます。)

色々な思い(国語の定期テストでは読解力は測れない、など) がありますが、ここでは本物の国語力を培う方法はあえて述べません。あくまでも定期テスト対策としてだけ述べます。

1 まずは教科書を精読する。読む度に理解が深まります。なぜなら2回目以降は、後ろに書いてある内容を知っているため、前半後半を関連づけられるからです。これを繰り返せば思考が深まると共に、前後の脈絡から語句の意味も予想できるようになります。理解が深まれば、問題にも答えやすくなるのは想像に難くないでしょう。

2 知識分野の暗記。これは得点源ですからとにかく繰り返します。ここで気をつけてください。漢字を練習するときにありがちですが、同じ漢字を10回書いてから次の漢字へ、、とやってはいけません。3回以内で覚える!つもりで書き、3回目は写すのではなく見ないで書いてみてください。記憶を確認するためです。そして次の漢字へ。こうしてわざと一度覚えた漢字を忘れさせるのです。理由は、人間の記憶というのは短期記憶と忘却の繰り返しの蓄積により、長期的に強固なものとなるからです。

そして何回やっても怪しいものだけ、別のメモに書き出しておき、最終日に確認します。

3 学校のもの全て、授業ノート、プリント、漢字、文法、便覧、、なめるように2、3回は見直しましょう。著者とその背景にまで目配りを。

4 教科書準拠ワーク(必修テキスト)を解く。最初にある単元のまとめのページをあなどらないように。要点が詰まっています。記述問題は私が見ますから出してください。

5 対策講座で、あと二種類の準拠ワークをやれば、もういいかげん飽きてきます。それくらいやって初めて、高得点に近づけます。(くどいですが、だからといって読解力がついたわけではありません。又、入試国語対応力とも別物です。)

少なくとも4番まではやってほしいですね。