【勉強が楽しい小学生になろう】
新学期に慣れてきたためか、5・6年生のお問い合わせが続いています。お友達紹介からで嬉しい限りです。
5年生は本当に大切な学年です。ここで基礎力をしっかりとつけることが中学受験にも公立中進学にも大きく影響します。
そして当塾の6年生は、みんなよく勉強しています。一日に50分2コマ、それぞれに読み書き調べ、尋ねています。辞書を引く姿はいいものです。前回のプリントを出して一旦、目を通してから次のプリントを始める子もいます。忘れているからといってすぐに聞かずに自ら前に戻って確認する子は、進みがそれほど速くなくても取り組みかたとしては非常に素晴らしいと思います。助け舟を出してやるべきタイミングを見計らってこちらから少し引っ張ると、少しスピードが上がります。
多くの子は当日分を終えると「次なにやる?」と言いにきてくれます。当日分は終わるか終わらないかくらいの量で用意しています。
勉強が嫌にならない程度に少しリードし、うまく勉強という路線を継続して走らせるのは、ご家庭ではなかなか難しいのではないでしょうか。
算数だけでなく、読書および漢字、語彙、読解問題、ことばのきまりなど、総合的な国語の力をコンスタントにボリューミーにつけていけるのもまた、当塾ならではです。
小学生のみなさんは、今までどおり、中学に向けて着々と土台を固めていきましょうね。
一年以上通ってくださっている小6生のうち、5名ほどは既に数学に入りました。はしょったり、無理をさせたりして速く進めたわけではありません。普通に頑張っていたらこうなったというだけのことです。速く進めるのがよいとは思いませんが、速く進めるなら進めてよい、進めた方がよいと思います。数学に入り抽象的な思考に慣れれば、自ずと小学生の範囲が簡単に思えます。
小3の終わりのほうをやっている小3の子が言っていました。「ちょっと復習だよ。」と言って前のプリントを出したら「2年生のみたいだね。」と。高みに上がると、前のことが簡単に思え、嬉しくなりますね。この気持ちの連続が気持ちよく勉強を続けられる秘訣でしょう。頑張るのではなく、継続する習慣を。学齢期の子どもがよい循環に乗れるよう、それぞれの個性に応じて対応し続けたいと考えています。