【真の読書の楽しみは】頭を抱えるその過程にあり

この自粛期間中、FBで【Book Cover Challenge 7 days】というのが流行っています。自分が今までに読んで心に残った本の表紙を7日間投稿し、その後友達の誰かにバトンを渡すというものです。私のところにもバトンが回ってきたので、引き受けることにしました。表紙の写真だけと言ってもつい色々と書いてしまっています。生徒さんの読書の助けにもなると思うので、このブログでも共有します。

【Book Cover Challenge 7 days】day 1

読書の醍醐味

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面白いから先に進みたい、けれど理解に時間がかかる本、今時は敬遠されるでしょう。ですから行きつ戻りつ熟読しています。頭を抱えるその過程が読書の楽しみの一つではないでしょうか。こう思えるのは、高校1・2年生頃、ちょっと背伸びをした読書をしていたからだと言えます。

そこでまずはこれ。「中高生のブックトリップ(河合出版)。中高生から読める、読んでおきたい本を集めてあります。

1990年初版ですが、よいものに新しいも古いもありません。「まえがき」からして今に十分通じるもの。この「まえがき」でさえ何回でも読む価値があります。味わい深い一言一句をみなさまもぜひ噛みしめてください。

Tripには「旅」という意味と「つまずき」という意味があります。小さなつまずきを経験しながら読書の旅に出よう。読んだらすぐ忘れてしまうような本ではなく、一生の宝物となる本に出逢うための道しるべとなる本が紹介されています。

(執筆 前島 良雄先生含む河合塾講師陣6名)


ちなみにSKP®︎の国語は、熟読型教材です。進み具合ではなく、読み込み具合を大切にしています。国語に関しては学年相当もしくは学年よりやや下でも問題ありません。じっくり何度でも読んで場面をイメージしましょう。挿絵やキャラクターのセリフも理解を促します。もれなく目を通すことで、学べる量が違ってきます。国語五年生教材からはぐんと難しくなります。四年生教材までにじっくり読む癖をつけるよう指導します。