【英語の教科書本文を書くトレーニングには、リズム・スピード・集中力】

昨日は、テスト前最後の英語の授業でした。理解を伴う詳しい文法的解説は先週までに終えています。

今回はテストが来週に迫っているため、実践的スピード練習を行いました。英語を得意にするには、スポーツと同じで体で覚えることも必要だからです。

まだ本文暗記が完璧でないと思われるテスト範囲後半を中心に、みんながその場で素早く覚えられるよう先導しました。

① 一文ずつ繰り返し発音練習 (リズムよくスピーディに)

② 3回書く間に一文暗記 (スピードよく集中して)

③ ①と②を繰り返し、1part 全文を一気に体に叩きこむ。(今覚えるしかないという緊急性が集中力を増幅させる。)

④ 教科書を閉じて、私の発音に続いて1part 全文書く。(覚えていない部分を把握)

⑤ 教科書を開いて確認。間違いはないか自己確認。確認のしかたも教えました。

私が見てもよいのですが、他力本願ではできるようになりません。「先生が見つけてくれるからいいや。」これでは身につきません。

みんなが3回書く間に、私はその一文を読み続けました。耳から入れるためです。ご自宅では口元で発音しながら書くと、なお身につきます。

あえて読むスピードを速め、覚える時間を短縮し、一気に仕上げる。その場で覚えなければならない、そんなとき緊張感と集中力がMAXになります

こういう時の真剣な眼差しと手の動き、いいですね。中2生はすでに堂に入っています。

保護者のかたには、今日のような姿をご覧に入れたいものです。頑張っているな、と嬉しくなるに違いありません。