【二学期末テストまで3週間】定義を理解し良問にあたれ。ことがらのつながりをとらえよ。

いつも時間切れになる人、毎回後悔する人に向けて。基本中の基本から、理想的な勉強法まで改めてお伝えします。

必修テキスト提出日 11/18(月)


①学校のワークは、習ったその日に都度仕上げていく。遅くともその週末まで。翌週まで先送りしない。少なくとも一度は「わかった、できた、覚えた」という状態にしておく。

②質問は直前まで溜め込まない。日々解消する。

③漢字を「ヤバイヤバイ」と直前にすごい勢いで練習している人がいるが、それは自宅でできること。塾でやることではない。

④塾時間内は、なるべく自分が苦手な教科に取り組み、疑問は解消して帰ること。質問することを恥ずかしがらない。

⑤1週間前までに、少なくとも学校のワーク類をひととおり完成させる。

最後の1週間は、できなかった問題を完璧に潰す、プラス応用問題練習をする。アウトプットのための時間をとっておく。インプットだけで終わっていては、いざテスト本番で力を出せるはずがない。インプット自体も怪しいのでは話にならない。

「がんばったのにできなかった」のは、ただの思いこみで、インプット不足、アウトプット練習不足で定着が不十分であったため。ケアレスミスは必ず一つ二つしてしまうものとして、それをカバーできる力をつけておく。

数学は定義を理解せよ。教科書をよく読む。例えば「関数とは何か?」という問いにさっと答えられるか。問題練習ばかりに気を取られていると、本質を理解しないまま道具だけをそろえることになり、かえって非効率的。

本質を理解し、良問にあたることで汎用性がきくようになる。これが「勉強ができる人」になるための基本姿勢。

(今なら、具体的には「関数の達人」をやるとよい。)

どんな問題集でもそうだが、問題だけを解こうとしない。最初にある説明書きを毎回読む。慣れてくれば次第に早くなる。これを「もう知っているから」と飛ばす生徒ほど実際やらせるとできない。

⑦理科も同様。実験の目的・手順・結果をどの問題集を始めるときにもまず最初に確認する。この一手間が記憶を確実なものへと導く。理科は結果が決まっているのだから、それを言い換えて違う問題のように見せかけているだけ。中学の理科とはそのようなもの。(中学理科ほど高校理科につながらない教科はない)

⑧社会はワークの用語を暗記して終わりでは身につかない。暗記という側面からではなく、各事象のつながりを理解せよ。

そのためには教科書が汚くなるまで読みこむ。綺麗な教科書のままで勉強ができる人はまずいない。教科書自体に書きこみをする。何回も自分の目に入るようにするため。

便覧・資料集・地図帳を大いに活用すること。知識は単独ではなくつながりを把握することで定着する。異なった角度、表現で問われても答えられるようにするには、問題練習の数をこなすだけではだめ。実際、入試でも資料活用問題が増えている事実を鑑みると、ワークの暗記だけでは太刀打ちできないことは明らか。

全ての教科に共通することは、少ない時間でも毎日目にすることが、定着のコツ。時間よりも頻度


風邪が流行ってきました。咳の出る人はマスク着用をお願いします。必要な生徒さんにはこちらから渡しています。たとえ嫌がってもマナーだからということで徹底します。ご協力よろしくお願いします。