【社会の勉強法119番】実は語彙力不足が原因

国語ができないと全教科に影響が出ます。それが顕著に現れるのが社会です。

「だから小さいうちから国語を、、」といっても、既に中学2年にもなっている場合、悠長に構えてもいられません。

ためしに社会の教科書を読んで、意味がわからない単語に印をつけてみてください。それらの単語をもし黒く塗りつぶしたら、まるで戦中の墨塗り教科書を読んでいるかのよう。「社会が苦手」という以前に、そもそも語彙力不足が原因であることが一目瞭然になります。

これをわかりやすく示してくれているのが、塾ブロガー國立先生のブログです。

圧倒的な語彙力不足に立ち向かう その①

圧倒的な語彙力不足に立ち向かう その

🚑緊急対策として、語彙力不足に対応しながら社会の成績を上げたい場合、効果を発揮しそうな勉強法です。


しかしこれは、國立先生としても苦肉の策ではないでしょうか。

この社会学習法が通用するのは、緊急手当として定期テストで平均点を目指す場合ですね。社会の点が取れない子をなんとか救いたい、という國立先生の優しさが滲み出ています。


ただ本当に国語力・語彙力をつけ、全教科にわたる学力をつけたいなら、やはり小学生からぬかりなく毎日毎日学習するしかありません。小学生から、が外せないポイントです。

文章全体をまるごと把握できるようになること。そして客観的に読めるようになること。

を目標としましょう。ハイレベルな要求かもしれません。でも私は「それが普通じゃん」と言える子を育てたいのです。

「普通」の感覚を上げておくこと。周りの友達に合わせる必要はありません。

大学入試を一般入試で切り抜ける学力をもつ子に育てるなら、近道はありません。

お子さんの目標をどこに置くかにより、やり方は異なりますが、「これくらいでいいや」ではなく「これがいい!」と選べるところまで引っ張りあげたいものです。


今日はそのために大阪まで来ましたよ。みなさんにたくさん還元できるよう、勉強して帰りますね。